四国八十八箇所巡拝
1200年前の弘法大師、空海の足跡をたどり同行二人の遍路旅
初めての巡拝 Q&A
基本編
絶対に必要というわけではありませんが、金剛杖、白衣(はくい)、輪袈裟(わげさ)、念数(ねんじゅ)または数珠(じゅず)が巡拝の正装といわれています。
弘法大師と2人で旅をする。と、いう意味です。決して2人連れでなければ巡拝できないという意味ではありません。
宿坊には洗濯施設があるところが多いので、お泊りの時にお洗濯なさると良いと思われます。宿坊とは、お寺がお遍路さん達のために開いている宿のことです。
普段の服装で結構です。白衣などをお持ちの場合は、タクシーに乗ったあと、もしくは最初のお寺で羽織ってください。靴は履きなれたものが良いでしょう。道がよくなったとはいえ、長く歩く所もあります。
お札の右側に、お参りされる初日の日付を○年△月吉日と記入するのが良いでしょう。同様にお住まいも○県△市◇町までで結構です。年齢は数え年で記入してください。裏には家内安全などのお願い事を書きます。
豆知識編
だいたいですが、88ヶ寺1周するのに、お線香が2箱、お灯明(ろうそく)が4箱必要になります。また、どのお寺にも売っていますので、現地でそろえられても良いでしょう。
皆様のお心付けですので、決まった金額はありません。乗務員も小銭をいくらかはご用意して参りますので、現地で両替も可能です!
先にお荷物だけを日新タクシー宛に、お送り下さい。当日、乗務員が持ってあがります。もしくは宿泊されるお宿に送るのも良いでしょう。ただ、貴重品などは当日、手荷物としてご持参下さい。
タクシーに数本の傘が用意してございます。お荷物になりませんようなら、お参りの際、両手が使えたほうが良いということで、合羽をご持参されると良いでしょう。
全て、乗務員にお任せください。御朱印をいただくには、それぞれ、納経帳は300円お軸は500円、白衣には200円必要です。これらの料金は、1日目のお宿で乗務員が集金いたしますので、まとめてお支払いください。
疑問編
はい。2日間であっても、10日間であっても、同じ運転手さんがお客様を御案内いたします。また、2回目、3回目巡拝の方は、前回の運転手さんに!というふうにご指名も承っております。
もちろんです。
ご自身の信仰されている宗教で禁止されていない限り、問題はございませんよ!
お時間の都合にもよりますが、余裕がある限りは極力お客様のご要望にお答えするように勤めております。四国のご親戚の家やお墓など、立ち寄られる方もおいでますので、ご相談くださいませ。
はい。20番からはじめても、45番からはじめても、全く問題ございません。88番から逆に回っていく逆打ち(さかうち)というお参り方法もあります。
はい。「別格20ヶ寺」といって、弘法大師ゆかりのお寺が20ヶ寺あります。場所によっては、88ヶ寺の間に立ち寄ることのできる札所もあります。88ヶ寺と20ヶ寺で108、煩悩の数と言われています。
お役立ち編
ツアーではありませんので、知らない方と一緒になることはありません。気のあったお友達、ご夫婦、ご家族で、気兼ねなく旅ができます。
その必要はありません。皆様のお気持ちだけ、ありがたく頂戴いたします。
最寄の病院にお連れいたします。また、大きなお怪我、病気には119番通報も万全です。
おまかせ下さい!巡拝の乗務員はベテラン揃い。ただ、お時間の都合によっては、ご案内できない場合もございます。ご了承くださいませ。
以前は沢山の難所がありましたが、今は道路が整備されたため、階段の多いお寺が難所と言われています。具体的には、45番、71番。あと、車酔いされやすい方は、12番、20番、60番は要注意です。